はじめに

先週の水曜、正社員登用試験の一次面接が終わった。面接は、今まで受けてきた中で一番ぼろぼろだった。手がけている事業の内容がとても幅広く「ゼネラリストの即戦力を採用したい」というお題に対して、自分がどう応えられるのかよくわからないまま、考えがまとまらないままに受験したのだから当然だといえる。

相手が求めていることでなくても、自分の経験や能力をアピールすればよかったと今は後悔している。4年もいて考えがまとめられなかったことも悔しい。担当した業務は、結構頑張ってきたんだけどな。自己否定とか色々が頭をぐるぐるする。

書類選考が通った知らせを受けてから面接までの一週間、本当に苦しかった。ずっと緊張していた。当日は処刑台に立たされている心持ちだった。今は結果を待っているところで、他も受けなきゃと思いつつ気が進まない。

最近気づいたのだが、こういう時に、私は今あるささやかな幸せを無視して、どっぷり不幸モードに入るところがある。「ない」ものばかり見てひたすら苦しむ。何で自分には「ない」のか、自分の不憫さを憂える。きっかけとなる事象は異なっても、頭をいっぱいにしているものは同じだ。

私はもっと、自分に幸せでいて欲しい。「ない」もので頭をいっぱいにすることを意識的にやめて、「ある」ものをしっかりと味わっていきたい。幸せを延期せず、まず今、ここで幸せでいて良いのだと自分に許可したい。準備段階からとても苦しかった採用試験を経て強く思うようになった。

「ない」ものばかり見てきたから、「ある」ものを見ていくことで、きっと何かは良い方向に変化すると信じている。少なくとも無用なストレスは減り、ぐだぐだ悩む時間も減る。転職活動中はどうしても「ない」に焦点を当ててしまいがちだけれど、「ある」を見て幸せで居続ける意志をもつ。自分で自分を大切にして幸せにする。このブログはその記録。